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ロックンロール徒然

独断と偏見による自己満音楽ブログ

ライブレポート:シャムキャッツ@SOCIAL TOWER MARKET


人生ってめんどくさい。勉強、人間関係、サークル、恋愛、どれを取っても何かしらの心配事がある。その日も何となくもやもやしたことがあって、ちょっと重い気持ちを抱えながら栄へ。

でも一曲目が始まった瞬間、そんなことは全部ど〜〜でも良くなった。

ライブが始まる前、夏の名残であるかのように照りつけていた日差しも、ライブが進むにつれ少しずつ和らぎ涼しい風も吹いてきた。心地よい気候に乗っかって、Vo.夏目さんの透明感のある歌声、そして良い感じにリバーヴのかかったギターと安定感抜群のリズム隊の音色が時に優しく時に激しく混ざり合う。周りでは親子が楽しそうに曲に乗っていたり、若い女性が曲が始まる度に歓喜の声を上げたりそれぞれの楽しみ方をしている。そんな光景に俺はひたすら多幸感を感じていた。野外のライブってこんないいものなのか。

ちなみに個人的にはシャムキャッツの中ではベースの大塚さんこと「バンビ」が好きだ。理由は単に演奏する時にとにかくくねくね動いてて面白いから…笑。でも全身で音楽を感じようとしているのがすごくはっきりと感じられる。今日もめっちゃ楽しそうだった…もちろん他のメンバーも。

シャムキャッツの曲に歌われるのは、日常の何てことない風景だったり、そこに住む人たちの何てことない感情だったり会話だったり…強いメッセージ性があるわけじゃないけど、聴く人の日常にそっと寄り添い、小さな彩りを加えてくれる。今日やった新曲『洗濯物をとりこまなくちゃ』もまさにそんな感じの軽やかな楽曲で11月発売のCDが楽しみになった。そのCDのタイトルにもなっている《君の町にも雨は降るのかい?》という歌詞がとにかく好きだ。どこか詩的な雰囲気がする。

どうしてここにいたいのか たまに分からなくなるのさ 『PM5:00』

今日初めて聴いた曲で、ドキッとした一節。色んな時や場所にあって、ふと自分はなんでここにいるんだろう、ここにいたがるんだろうと思って不安になることがある。でも自分がそこにいるのはきっと何かしらの意味や必要性があるんだろう…そんな風に思えるようになりたいよな…なれたらいいな…

時間は短かったけど、本当に濃密なライブだった。好きな曲もいっぱい聴けて無料なのが申し訳ないくらい、間違いなく幸福な時間だった。毎日色々大変だけどどうにかやっていけるかもしんないという変な自信が湧いたし、今なら誰にでも優しくなれるような気もした。ぶっちゃけ今も凄く気分がスッキリしてる。12月のワンマンも楽しみだ。

無性にシャムキャッツを弾き語りたくなって夜遅くに『マイガール』のコードをちまちま採譜してたら親に隣に聴こえるからやめろと言われた…アパート住みは辛いね…